Visual Studioで構文やサンプルコードをすばやく呼び出す
コード スニペットを使うと、
ifや
forなどの構文や、よくある機能のサンプルコードをすばやくコードエディターに呼び出すことができます。
たとえば、C#でforeachと入力して、続けてTABを2回押すとforeachの構文が出現します。

スニペットで呼び出せるのはC#では基本的な構文のみですが、VBでは基本的な構文のほかにいろいろなサンプルコードも呼び出せます。
たとえば、opaddに続けてTABを押すと+演算子をオーバーロードする雛形が出現します。

スニペットの呼び出し方
スニペットを呼び出す方法は2つあります。
- 方法1.スニペットとして登録されているキーワードを入力してTAB2回を押します。(状況によっては1回で十分な場合もあります。)
このキーワードをショートカットと呼びます。 ショートカットは知る方法は次の方法2で説明します。 ifやforなどの構文を作るステートメントはだいたいキーワードになっています。
- 方法2.コードエディターを右クリックして、スニペット - スニペットの挿入 をクリックします。
その状況で登録されているスニペットの一覧が表示され、選択して呼び出すことができます。 このとき、インテリセンスにそのスニペットのショートカットも表示されるので方法1でこのショートカットを使うこともできるようになります。
小技
- Visual Studioのツールメニューからコードスニペットマネージャーを呼び出すと、スニペットの管理ができます。自分でスニペットを作って登録することもできます。
- 自分で作ったスニペットを他の人に配布することもできます。
スニペットの実体は特定のフォルダーに作成されるXMLファイルなので基本的にはこれを配布します。